効果の出るAmazonスポンサープロダクト広告の運用法 |Amazon Advertising

Amazonで出店している企業ならば必ず実施しているamazon advertising。中でもスポンサープロダクト広告は売上を上げる為にはMustと言っても良い広告です。

amazon advertisingと言っても、スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告と3つあるのですが、それぞれ使い方が違います。ただ、優先順位としてはスポンサープロダクト、スポンサーブランド、スポンサーディスプレイ広告の順番で予算と相談しながら実施するのが良いと思います。

今回はスポンサープロダクト広告について思うところを書いておこうと思います。

スポンサープロダクト広告は設定すると検索結果に表示される広告です。なので、自分の商品を出したい検索キーワードを指定したり、ASINを指定したり、カテゴリを指定して露出させます。

amazon advertisingの解説
https://advertising.amazon.co.jp/products/sponsored-products

設定したときにレートを設定しますが、自分の設定したレートと他の競合が設定したレートで高い金額を設定した広告が上位に設定されるので、検索結果上位に表示させるにはそれなりに金額を積む必要がありますが、キーワードの組み合わせによっては低いレートでも上位表示が可能です。

このキーワードとレートの設定がスポンサープロダクト広告のキモとなりますが、2つの使い方をお勧めします。

1.売りを取りに行く設定
売りを取りに行く場合は、なるべく安い金額で露出が上がる設定を見つけます。ビッグワードを設定した場合、上位に表示されればクリックされて売れる可能性が高くなりますが、1click当たり数百円とかなり高額になります。洗剤やシャンプーなんてワードは1click1,000円近く出さないと、1位表示は無理です。これが出来るのは大企業で体力が無いと無理です。では、どうやってキーワードを設定するのが良いのか?

キーワードマッチには、完全一致、フレーズ一致、部分一致の3つがありますが、これを使い分けます。
例えば、自社の製品がシャンプーでそのシャンプーの特徴がオーガニックでノンシリコンだった場合、キーワード設定をシャンプーだけだとレートが高くなりすぎます。

完全一致の場合(設定キーワード:シャンプー オーガニック)
「シャンプー オーガニック」と検索したときに出ます。
「シャンプー オーガニック ノンシリコン」この場合はノンシリコンが入っているので出ません。

フレーズ一致の場合(設定キーワード:シャンプー オーガニック)
「シャンプー オーガニック」
上記2つのキーワードが入っていれば出ます。その為、下記も大丈夫。
「オーガニック シャンプー」
「オーガニック シャンプー ノンシリコン」

部分一致の場合(設定キーワード:シャンプー)
検索キーワードに「シャンプー」が含まれると出ます。その為下記でも出てきます。
「シャンプー オーガニック」
「シャンプー メリット」
「シャンプー 抜け毛」

ここで、一番レートを低く出せるのはどれか?完全一致でキーワードが多く入っているものが一番低くなります。

要するにピンポイントで複数キーワードを設定すると、それだけ検索にかかりにくくなりますし、設定している競合も少なくなるため、低いレートで広告を露出できます。しかし、キーワード設定が複数かつ完全一致なので、露出も少なくはなります。ただ、そこまで複数キーワードで一致してくると、検索しているカスタマーの目的に合致してくるので、質の高いクリックになり、結果購買率も上がる可能性があります。

キーワードとレートと設定タイプを使い分けることで、低いレートで結果を出すことができます。

2.認知を取りに行く設定
これは、広告費がかかりますが、新商品などを見せる場合はやるべきです。やり方は簡単。ビッグワードに広告費を積みます。そして、必ず検索結果の1位を取るように設定する。このやり方は確実に広告費が高くなりますが、Amazonの検索結果で狙ったキーワードで1位を取るのは非常に重要です。なぜなら、Amazonの検索結果で1位にいると、さも売れている商品なのでは?と思わせることができるからです。実際、ビッグワードで1位表示すると、驚くべきクリック数になります。

ただ、このやり方をする前には確実に商品詳細ページにおりたカスタマーが購入したくなるページにしておく必要があります。画像、タイトル、レビューの数、定期便に入っているかどうかなどなど。そうでないと、せっかくページを見てもらっても、購入にはつながらないので。

Amazon Advertisingは設定をうまくすると、少ない投資でも確実に売りを上げられます。とはいえ、広告をかける前にやるべきことは山ほどあり、まずはそれを整えてからの実施がマストです。

別な機会に広告前の準備について書きたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました