正月に実家の会津で蔵めぐりをして沢山おいしい日本酒を飲みましたが、やはり埼玉のおいしい日本酒も飲みたい!と前に「亀甲花菱」を紹介してくれたおじいさんの経営する関口酒店へ行ってきました。
相変わらず、良いチョイスをするおやじさん
実は、亀甲花菱の720mlが2月に入ると前に聞いたので行ったのですが、残念ながら売り切れ。うちの冷蔵庫に一升瓶は入らないので、ハーフサイズが良いため、山形の緑川と埼玉の花陽浴という2本のどちらかにしようと迷っていると、いつものおやじさんが寄ってきた。
「すみません。味が濃くておいしいお酒がいいんですけど。」と聞いてみると、「それなら花陽浴だな。」とおやじさん。「この花陽浴は、ほれ、そこの向かえに見える農家くらいの大きさの小さい酒蔵で作ってるんだよ。だから、ぜんぜん流通少なくてね。でも、うまい酒作るんだよ。」と続けて解説。
さらに、「ここは、婿がきてからさらにいい酒作るようになった!」と家族事情まで。個人的にこのおやじが旨いという酒は旨いと信じてるので、そのまま一本購入。しかも、おやじさんが言うには、一人一本までの限定販売とのこと。
おやじのおすすめに間違いなし!
夜楽しみにしていた花陽浴を開けてみたのですが、まず香りが良い。生酒は常温で保存できるお酒と違って香りが凄くしますが、この花陽浴は甘くフルーティーな香りがします。そして、口に含むとその香りが口から鼻に抜けていくわけですが、しっかりと濃い米のうま味も感じられる。純米酒なので、後味もアルコール感は低くとてもフルーティーさが際立つ感じ。
とにかくガツンと来るのにフルーティーという、飲んだ感が非常にするお酒でした。
今回は緑川を購入しなかったので、そちらも気になります。次回はそっちを試してみようかな。
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